FF16の世界「ヴァリスゼア」
ヴァリスゼア
大地の方々に存在するクリスタルの巨塊"マザークリスタル"。
その周囲に満ちるエーテルにより、国は栄え、人々は魔法を使い、安息の中に暮らしていた。
各国それぞれが巨大なマザークリスタルを所有することで、ヴァリスゼアの情勢は、危ういながらも均衡が保たれていたのである……そう、世界が"黒の一帯"に蝕まれるまでは。
ロザリア公国
ロザリアは、ヴァリスゼアの中西部に位置し、小国を束ねることで成立した公国である。
世界を蝕む"黒の一帯"の浸食に脅かされ、その領土は黄昏の雰囲気をはらんでいる。
沖合の火山島に存在するマザークリスタル「ドレイクブレス」からのエーテルを享受することで成り立つ。
火の召喚獣"フェニックス"のドミナントが国を統治する。
ザンブレク皇国
皇都オリフレムにマザークリスタル「ドレイクヘッド」を抱く、世界最大の宗教国家がザンブレク皇国である。
国を治める者は神皇と呼ばれ、人々は唯一神への祈りと、ドレイクヘッドからもたらされるエーテルによって、豊かな暮らしを謳歌している。
皇国軍の先頭に立つのは、??のドミナントである。
ウォールード王国
ヴァリスゼアの東方に位置する「灰の大陸」を支配するのが、ウォールード王国である。
古くから蛮族と呼ばれるオークなど亜人種との戦が絶えなかったが、現国王により平定されたと噂される。
マザークリスタル「ドレイクスパイン」を有し、強大な軍事力で他国を牽制する。??のドミナントこそ、現国王その人である。
ダルメキア共和国
5つの州の代表者による評議会が政を行うダルメキア共和国。
巨大な山脈全体がマザークリスタル「ドレイクファング」と一体化しており、そこから得られる莫大なエーテルを後ろ盾に、ヴァリスゼア南部の殆どを手中に収めている。
土の召喚獣"タイタン"のドミナントは、評議会への提言を行うという、独自の役割を持つ。
鉄王国
クリスタルそのものを崇める「クリスタル正教」の総本山、それが鉄王国である。ヴァリスゼアの西方、「風の大陸」の沖合に浮かぶ島々を拠点としている。
マザークリスタル「ドレイクブレス」を有するが、それをめぐり隣国であるロザリア公国と対立してきた。
独自の言語を操り、大陸との国交は殆どない。ドミナントを忌まわしき存在と定義しており、自国内に生まれたドミナントは処刑される。
クリスタル自治領
世界最大のマザークリスタル「ドレイクテイル」を抱え、ヴァリスゼアのほぼ中央に位置するのがクリスタル自治領だ。
戦略的に重要となる土地柄、幾度もの戦乱の舞台となってきたが、ドレイクテイルによる膨大なエーテルの恩恵を各国が均等に受けるという前提で、不可侵条約が設けられた。現在は国ではない自治領として存在している。
評議会には各国の代表者が名を連ね、ドミナントを所有していないのも特徴である。
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